共に新たな外傷再建
を創造しよう
伊藤 雅之
ドイツで外傷センターを経験した後、2004年新潟県中越地震の体験を契機に全国各地で研鑽を積む。今回、福島県での外傷再建センター立ち上げ実績とともに県央基幹病院立ち上げプロジェクトに参画。県央から新潟の外傷救急を大きく変革する。
外傷再建センターを創設し、
機能再建も含めた一貫制医療を実現する
01
外傷再建センターを創造する
新潟県は自然も都会らしさもあるのに、医師の数が足りていません。そのことを如実に表しているのが今の新潟県の救急、外傷を中心とした急性期医療ではないでしょうか。
この逆境の中、新しく病院ができ、そこに外傷再建センターを創ることに大きな意義があると思っています。
02
機能再建も含めた一貫性医療の展開
私たちが入ることで機能も命も両方とも両立できないかと考えています。特に外傷の患者は若い方も多く命が助かった後のハンディキャップは少ない方が良いと考えます。
この想いで外傷センターではなく、“外傷再建”センターを創り、機能再建も含めた一貫性医療を展開できるように福島で外傷再建センターを立ち上げ5年間やってきました。今、福島県の多くの骨盤外傷、重度四肢外傷が集約化をはじめ、私たちの施設にも送られてくるようになりました。新たに県央基幹病院でも外傷再建センターを立ち上げ広く展開したいと思っています。
03
世界に発信できる新たな医療を創造する
新しい医療をこれから展開したいという気持ちを持っている方にぜひ来ていただきたいと思っています。
私自身は、県央基幹病院はもちろん県央医療圏を充実させるだけではなく、革新的なことに取り組み、県内そして日本全国、世界まで発信できるそういう組織を創っていくことを目標にしています。
みなさんと向上心を持って新たな医療の創造に取り組んでいきたいと思っています。
04
休日は新潟の大自然を満喫
私自身は昔からサーフィン、スキー、スノーボード、オフロードバイクなど何でもやってきました。休日は子どもと一緒に釣りをしたり、ダイビングをしたりと楽しんでいます。