共に新たな総合診療・教育研修
を創造しよう
小泉 健
地域医療を通じて、学生の医療教育にも取り組む地域密着の総合診療を実践
教育のメッカとしての県央基幹病院を目指す
新潟の医療教育に変革を起こし全国に発信
01
新潟の新しい医療の礎を創る
新潟県はとても広い県土に200万人以上の人口を抱えています。その中で医療の手が届いている地域と届いていない地域があります。特に県央地域は若手の医師が少なく、地域内で医療を完結できない地域でもあります。この医療再編は、新潟の新しい医療の礎を創る魅力ある事業です。
02
研鑽を積める症例数がある
県央地域は年間8,000台を越える救急車搬送を数え、県央基幹病 院ではそのうち6,000台を受けることを想定しています。ウォークインはその倍はあると考えています。その中で多発外傷からACS、緊急手術、そして高齢者の誤嚥性肺炎や骨折のような総合診療が求められるものまで多くの症例を経験することができます。
この環境下で新たな教育体制を構築し、県央地域から新潟の医療教育に変革を起こし、さらには全国に発信していく教育のメッカを目指していきます。
03
スケールの大きい医療再編を経験するチャンス
県央地域は5つの病院、5つの自治体が関わる大規模な医療再編を迎えています。5病院はいずれも地域の中核を担ってきた病院 です。
一医療人としてこのような経験をできる機会は非常に少ないチャンスだと考えています。
04
ものづくりのまちと医工連携
県央地域はものづくりのまちです。私も県央地域の企業が作った保温が持続するどんぶりを愛用しており、ものづくりの現場で何をどうやって作っているのか興味があります。
県央基幹病院のコンセプトの一つである医工連携は、職員のアイデアをものづくりの現場と連携して製品化を目指す取り組みです。実際に既に製品の研究開発が先行的にスタートしています。自分のアイデアが全国、世界に広がるかもしれない夢のある取り組みです。